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★☆純愛短編小説書きました☆★

1 :名無しさんの初恋:04/01/14 23:01 ID:hRY+eCo1
よかったら呼んでみてくださいね。
http://ana.vis.ne.jp/ali/antho.cgi?action=article&key=20040108000032

2 :名無しさんの初恋:04/01/14 23:04 ID:JXqPmyqi
オイこそが 2げとー

3 :('A`) ◇QAZ/2mLTQ.:04/01/14 23:05 ID:6O/fwl1e
>>1
('A`) ヨムノ マンドクセ

4 :名無しさんの初恋:04/01/14 23:05 ID:RCyGncJQ
>>1
面白いですね。読んでないけど。

5 :かんちゅうはい ◆dPrcCHERRY :04/01/14 23:05 ID:6Bqiiejo
>>3
同意

6 :名無しさんの初恋:04/01/15 00:43 ID:iH/n4dZf
>1
読んだよ。女の子でしか?

7 :マーク屋 肉林:04/01/15 00:44 ID:5tHEBj6m
ギャルのパンティおくれ!

8 :名無しさんの初恋:04/01/15 00:57 ID:iH/n4dZf
>1
メガネっ子か?萌え〜!

9 :ひじきごはん ◆BAKA82sa0o :04/01/15 01:09 ID:59Xfse3p
短い話なんだから描写をもっとしぼって焦点を決めたほうがいいんでは。
アイデア無しでかかれた物語を読むのはつらい。ショートショートであっても。

10 :晩秋の新宿御苑 1:04/01/15 22:34 ID:wPRslR1z
 吹きつける冷たい風が、そろそろ秋の終わることを告げていた。公園を散策する
親子はそっくりに顔をしかめながら、老夫婦はその丸い背をいっそう丸めつつ、小
さな砂利道を離れ、柔らかい日差しが一面に降り注ぐ芝の広場へと吸い寄せられて
いった。小さく切り取られた青空を背景に、この都会にぽっかりと開いた森を囲む
ように立ち並ぶ高層ビルの中では、何千の電話が鳴り、何万の人が伸びをしている
時間だった。ブランケットを広げ図鑑を開く者、携帯用ポットで紅茶を沸かす者・
・・、思い思いに過ごす芝生の先人達は、顔を上げることもなかった。新しい一行
は、すぐに居場所を定めた。男の子は、母親の拾い集めた色づいた落葉を、一生懸
命にプラスチック製の篭から振り出していた。本当は虫を捕まえたかったのだ。老
夫婦は眠ってしまった。いずれ、この空間だけが大空に向かってゆっくりと浮かび
上がっていくように感じながら。



11 :2:04/01/15 22:35 ID:wPRslR1z
 若い二人は、たった一時間前には、なかば他人になりかけていた。夢とやらを追
いかけている彼は、いつでも陽気な男だった。しかし、この時ばかりは彼も、彼女
の心の中から聞こえてくる非難の呟きに耳を傾けないわけにはいかなかった。古本
を売る仕事をクビになったのは、昨日の午後だった。つまらない理由だ。あまり幸
せでない小男の店主が、茶と白のブチになった野良犬に、暇にまかせて石をぶつけ
るのを、一回り大きな石をぶつけることによって注意したのだった。待ち合わせの
喫茶店で、彼は大笑いして天を仰いだが、また彼の首筋に黒い垢の筋が現われた時
には、彼女は立ち上がりかけていた。


12 :3:04/01/15 22:37 ID:wPRslR1z
 ――なあ、こうやって風の野郎がぴゅーって吹くと、おれの身体は流されるだろ?
こういうのって、飛んだっていえるのかな。
 歪つに姿を変えた太陽が、都会の谷間に沈むにつれ、風は強くなっていた。彼は、
塞ぎこみそうな気持ちを紛らわすために、枯れた芝の上でぴょんぴょんと垂直に跳ね
ていた。宙に浮いた彼の背中に風が当たり、着地地点が数センチずれることがあるの
かもしれない。彼女が返事をせずに、そのうちへたるように地面に腰をおろしても、
彼は“飛ぶ”ことを止めなかった。彼女は、落ちていたどんぐりの帽子を、細い指で
しながらじっと考えていた。人並み以上のことなど望んだことはないのに。そう赤く
染まった空の上にいるらしい、誰かを恨みたい気持ちになった。
 ――おまえも、やってみなよ。面白いから。
 次第に調子づいてきた彼は、今や、まるで夏を閉じこめたように、きらきらした瞳
をしていた。彼女は、仕方なく立ち上がり、数回跳ねた。身体ごと風に流される、と
いう感じはしなかった。
 ――飛ばないよ。飛びっこないのよ。


13 :4:04/01/15 22:39 ID:wPRslR1z
 彼女の表情は、ますます暗い。彼はしばらく考えた。そして、閃いたアイデアを
すぐに実行に移した。彼女の身体が一番浮いた最高点に達した瞬間、その胸を両手
で押し出したのだ。飛んだ!不意に止まった時の中で、彼女は自分の軽い身体が、
確かに水平に動いていることを感じた。しかし、すぐに尻もちをついて、お気にい
りのロングスカートを少し破いてしまった。彼女は泣いた。芝生の仲間達の視線も
気に止めず、子供のように泣きじゃくった。彼はうろたえ、山小屋を象った売店へ
と走る。また急いで戻ってくると、大事そうに持ってきた季節はずれのソフトクリ
ームを、泣き続ける彼女へ渡した。お互いの顔に、真新しい笑顔が滲んだ。彼は謝
りつつ、彼女を引き起こした。風はいつしか止み、ゆったりとしたトランペットの
音色が鳥のように空を舞い、閉園が間近であることを知らせた。芝生から起き上が
った人々が、影になって門の方へと歩いていく。やがて二人も、しっかりと手をつ
なぎ、夕焼けに向かう小砂利の道を仲良く帰っていった。(完・ほぼ実話です。)


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